公益財団法人 大友福祉振興財団様より「介護リフトつるべ―」,「安楽キャリー」,「運動器具」を助成いただきました。

お知らせ

公益財団法人 大友福祉振興財団様より「介護リフトつるべ―」,「安楽キャリー」,「運動器具」を助成いただきました。

投稿日:2023年12月26日

 大友福祉振興財団様より恵庭光と風の里に「介護リフトつるべー」一式と「安楽キャリー」一式、生活介護事業所とらいに運動器具一式を助成いただきました。
 車椅子を利用している方や足腰が弱り一人での入浴が難しい方の入浴方法に課題があり、利用者も職員も安心安全に行える方法を検討してきました。助成頂いた「介護リフトつるべ―」と「安楽キャリー」は、安楽キャリーの座部を介護リフトに固定して分離させ、そのまま浴槽に入ることができます。そのため転倒リスクを最小限にとどめ、“介護する側・される側双方において安全で安心な、持ち上げない・抱え上げない・引きずらない「ノーリフトケア」”を実施し、入浴できるようになりました。
 運動器具について、知的障害者の身体機能・認知機能は10歳から20歳ほど早く65歳以上の機能に至ることが多いことがわかっており、今できることを維持できるような支援方法を作業療法士とともに考えて実施しています。しかし、ウォーキングで転倒しそうになることや、すでに自力で動かすことが難しく運動を行えないといった課題がありました。助成頂いた運動器具は自動で負荷を調整するため自身の状態を訴えるのが難しい方でも安全に利用できるエアロバイクや、動かない部位を他からの力で動かす他動運動を行える器具、車いすの方でも利用できる腕を鍛える器具を導入させていただきました。助成頂いた器具を用いて一人一人にあった支援を行い、住み慣れた環境で最後まで健康的な生活ができるよう、クオリティオブライフの維持・向上に努めます。
 大友福祉振興財団様、この度は助成をしていただき誠にありがとうございました。