公益財団法人 大友福祉振興財団様より助成いただきました。

お知らせ

公益財団法人 大友福祉振興財団様より助成いただきました。

投稿日:2024年12月23日

大友福祉振興財団様より「障がい者支援施設恵庭光と風の里」に「平行棒シンクロレール」、「多機能型事業所はぴら就労継続支援B型」に「昇降作業台」、「就労継続支援B型そだてらす」に「作業用踏み台」を助成していただきました。

「恵庭光と風の里」では、歩行器や車椅子の使用者が増加し、歩行器での移動や車椅子での立ち上がり動作など、日常生活動作を維持する事が生活を維持するために重要であるので、利用者様一人一人の歩行を分析し、訓練計画を立てて実施しています。分析の結果、平行棒を使用しての歩行訓練や、両手での立ち上がり訓練などを行うことが効果的であることがわかりました。しかし、平行棒がないため代用として壁面の手すりを用いて訓練を行うも、手すりとの高さが合わない、両手だと立ち上がれる方の訓練を行うのも難しいという問題がありました。助成していただいた平行棒は、左右両方の手すりが利用者様・訓練に合わせて昇降するため、訓練を行えていなかった利用者様も正しい姿勢で歩行訓練や立ち上がり訓練を行えるようになりました。

「多機能型事業所はぴら就労継続支援B型」では、できることを増やすために日々様々な作業を行っています。しかし、作業し易い高さが利用者様ごとの体格、行う作業によって変わるため机の高さを合わせることが難しく、体に負担がかかる姿勢や窮屈な姿勢で作業を行うという問題がありました。助成いただいた昇降作業台は天板が広く作業スペースを確保でき、利用者様・作業に応じて自由に高さを設定でき、無理のない姿勢で作業を行うことができています。また、ハンドルで昇降するため電源が気になってしまう方も使用できています。利用者様の負担が少なく集中できる作業環境を整えることができました。

「就労継続支援B型そだてらす」では、作業の一環で脚立に上って栽培機の高所に栽培プレートを設置する作業がありますが、脚立は安定性に欠けぐらついてしまいバランスを崩しそうになるという問題がありました。助成していただいた作業用踏み台は、折りたたまない構造のためぐらつきを抑えることができ、手すり付きで天板が広いためバランスを崩す心配なく安心して作業ができるようになりました。

助成していただいた機器を用いて、今できることを少しでも長く維持し、できることを増やすことでクオリティオブライフの維持・向上に努めていきます。

大友福祉振興財団様、この度は助成していただき誠にありがとうございました。